ネイピア数も習うのは高三なのに、高二で正規母集団に関する統計学を教えるのは馬鹿げている、という意見がある。
ならば、測度論も教えずに確率を教えるのは馬鹿げていないか?
ならば、実数論も教えずに無理数を教えるのは馬鹿げていないか?
ということにはならないだろうか。
そうはなりません。ちょっと言ってみたかっただけです。
どうせ正規分布をまともに教えることができないなら、ついでにカイ二乗分布や t 分布も教えてしまえば良いのに。
統計の思想を伝えるという点に着目すれば、統計量の分布として三角形分布(正式な名前を知らない)を採用すれば、数表を用いずに色々と計算をすることができて便利なので、三角形分布に従うSF統計学というテキストを作ろうかと思ったが、面倒なので10年以上放置している。