外国人と日本の温泉

この日付とは関係ない話。思い出したから書いておきましょう。

国によって習慣は違うのは当然のこと。私は郷に入りては郷に従えと思ってなるべく回りを眺めて自分の行動を決めてしまうタイプなのですが(隣を真似する落語噺があったなぁ)、回りを気にせずに自分を信じて行動する人も結構いるようです。

とある温泉での出来事です。体を洗うとき、頭を低く尻をつきだして股間にシャワーをあてて体を洗うアジア人がいました。アジア人などは少し見た感じだと日本人のような気がするので、なおさら不自然に見えてしまうのは仕方がないことでしょう。その格好が笑える、というのなら微笑ましいのですが、その股間を経由したシャワーの雫が放物線を描いて湯船に注いでいるのを眺めてしまった時には目が点になってしまいました。頭の中に中島みゆきが流れる感じです。

これはまた別の温泉での別のアジア人の話。他に客がいなくて貸切状態で湯船につかっていると二人のアジア人が入ってきました。いや国籍はわからないのでアジア人と言ってよいかはしらないが、ぱっと見た感じだと平均的な日本人に見えるので、おそらくアジア人でしょう。日本人でないと判断した理由は2つあります。一つは、日本語とは違う言語で会話をしていたということ、そしてもう一つの理由は、バスタオルを巻いて風呂場にやってきたことです。公衆浴場に慣れていればバスタオルで風呂場にはやってこないでしょう。最近の若者はバスタオルで風呂場に来るのもありかもしれませんが、中年男にはやや不自然。まぁ、その二人組みは体も洗わずに湯船にはいり、ハイテンションで叫びながら湯船でばしゃばしゃと波を立て始めました。あなたは浜辺のカップルか何かですか?私はアジア諸国はあまり訪ねる機会に恵まれませんでしたが、そのような光景が日常な所なんてないと信じたいものです。

もちろん日本語を話している方でも不思議な行動をとるひとはいますが、おそらくそれは文化の違いとは別に原因があることだと思われますので、ここでは触れないようにしておきましょう。

いつにもましてどうでもよい話。