日本イソターネット協会

和田英一先生で思い出しましたが、(和田先生とは直接関係はないけれど)日本イソターネット協会っていつの間にか消えてしまいましたね。イソターネットの定義としてしばしば引用される

イソターネット = 世界再大規模のパソコン通信. 「ウエッブ」を使う為の「ネット」. 「モザイク」(古語), 「ネットスケープ」.日本では本にできないようなえっちな画像が見られるのだが, 「情報量」が多いので, 高速モデムがあると快適に利用できる. イソターネットは「国際的」だから「ネットサーフ」するには「英語ができなくては楽しめない」し, ホームページを作って「世界に向けて情報発信」しなければ, 何のためのイソターネットかわからない. こうやって世界的なコミュニケーションの手段で「世の中の人みんな」が国境を越え直接つながったら「イソターネットは世界を変える」と言われている.

を提唱した迷誉顧問は和田先生の所の学生だったように記憶しているので、ちょっと思い出しました。もちろん、私は「モザイク」でイソターネットしたことがあります。その「モザイク」で見たウエブページが

水野薬局
http://www.drug.com/

でした。その記念すべきページは水野薬局が公開している
http://fossil.drug.com/index.j.html

だったかどうかは覚えていませんが、ネットスケープが発売される前の1994年のことです。私が始めてウエブページを作ったのも1994年だったと思うのですが、そのときには水野薬局のページはあったように思います。但し私が作ったウエブページは研究室のスケジュール関係だったので、外部公開されていたかどうか不明なので、イソターネットではなくイソトラネットかも知れませんが。ちょっとだけ年寄の自慢話と回顧話。

そう言えば和田セソセイの当時のメールアドレスは、

wada@u-tokyo.ac.jp

でした(武市セソセイなどもそうでしたが)。もちろん今は使えないでしょう。東京大学の和田で個人が特定されていた時代があったという、日本のイソターネットの歴史を垣間見ることができるアドレスです。