下っ端

土耳古の航空券を買う。4社ぐらいに見積をとって一番安い航空券を手配して事務手続きをするが事務からクレームがくる。

「おまえのような下っ端は変更可能のチケットをとるな」

だそうだ。でも手配した変更可能なチケットは職場と癒着している JTB の FIX のチケットよりも安いんだから仕方がない。

このように、うちの職場には面倒な事務的ルールが多数存在する。この間、僕のような下っ端は背もたれが肩まである椅子を値段にかかわらず購入してはならないというルールがあると人に話したら笑われてしまった。

その他にも現在のシステムである、ボールペンを買うのにも随意契約禁止で合い見積もりをとる、または入札しなければならないというシステムは良くない。職場に登録してある業者以外から購入することができないので、文房具や電気屋の店頭で最安値のバーゲン特価品を見かけても見計いで購入することができないからだ。このように商社を通さないと物品が取得できないのだから逆に調達コストが高くなってしまって節約にならないと思うんだが。そのくせ、研究費を削減するというのだから困ったものだ。ちなみに土耳古の出張経費で今年度の経常研究費は終わる予定。あとは他の予算で食い繋ぐ。

このような変なルールは思い出したら書き留めることにしよう。そう言えば飛行機に早割が導入され始めてそれまでの定額運賃では処理できなくなったばかりの頃に

定価でなく割引運賃で航空券を使用したものは申告しなければならない。申告がない場合は定価を支給する

というルールができた頃がある。流石にこのルールは頭が悪いことに気づいたのか、あっという間に廃止されてしまった。現在はもちろん、領収書と搭乗証明を提出するというまともなルールになったけど。