PictBear でダブルトーン擬き

白黒のグレースケール画像を、白赤のダブルトーン画像に変換しようと思ったのだが、フォトショを持っていないのでフリーソフトで解決することを試みる。

PictBear には、「色反転」と「R」、「G」、「B」の1つの成分だけ抽出するという機能がある。最初はこの機能を使ってできるかを暫く試みてみたが、これは不可能であることがわかった。

RGB のうち何色が使われているかを考えると、背景の白は3色、本体の黒は0色であり、背景と本体の色合計は奇数である。そして、色反転や1つの成分だけ抽出するという機能によって、背景と本体の色合計の奇遇は変わらないため、いくら操作を行なっても、これを偶数にすることはできない。しかし、白赤のダブルトーンでは背景と本体の色合計は4色と奇数になるので、この機能だけでは白赤のダブルトーンに変換することができないことが証明された。

結局、白黒を複製して、レイヤーを作る。一方を色反転させ黒白にした後、赤成分を抽出して黒赤画像を作って、2つのレイヤーを加算すると、白赤画像になる、という単純な操作で解決した。

何のためにこんなことをしたのかは、来週の木曜にわかる人はわかる。