駄目学会

昨年の夏に、とある学会(と学会ではない)から今登録するとIAPRメンバー価格で学会に参加できます、という主旨のメールが届いたので登録して約1年になる。今回IAPRの学会に参加するために会員番号をどう書けば良いのか問い合せると、

実はIAPRとまだ提携していない

ことがわかった。というかIAPRから日本は既に別の学会と提携しているからという理由で登録を拒否されたそうだ。この事実をずっとだまったまま。

とある学会、年会費と研究会予稿購読料(年間10回分)で3万円ぐらい。電子化された予稿はダウンロードできず、紙媒体、IAPR割引なし。ボランティアの委員をするためには会員であることが必要(会員番号がないとウェブにアクセスできない)。

提携している学会、年会費と研究会購読料(年間5回分)で1万2千円ぐらい。紙媒体の予稿はなく、電子化された予稿をダウンロード可能、IAPR割引あり。ボランティアの委員をするためには会員であることが必要ない(本当は必要なのだろうけどチェック機構がないようだ)。

どちらの学会に入るべきかは、自ずとわかる。つーか、とある学会やめて別学会に入り直そうかなぁ。でもとある学会が別学会からIAPR提携を横取りしようという動きもあるようなので、どうしたもんかと思う。本当は同じような学会が国内に2つあることが問題なんだが、それを統一しようとしたフォーラムは解体されちゃったし、

どうして、そんなに政治に走るんだ?
小さいパイを取り合うとりもパイを大きくして分け合うことを考えようよ。