プロコフィエフピアノ協奏曲全集

大学生の頃、知人に CD を借りてカセットテープに録音したものを久々に聞いた。非常に好みの演奏なのだが、さて、今 CD を買うかと言われれば、カセットテープがあるので、まぁ、いいかという気もしないでない(ただ、20年以上ぶりに聞いたので、磁気が転写しており、出だし数秒が小さく聞こえてから曲が始まってしまう訳なのだが)。

古い盤なので今現在、買えるかどうか調べてみたところ、2014年に復刻されていたようだ

クライネフがピアノでキタエンコが指揮でモスクワ国立フィルハーモニック・アカデミー交響楽団(モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団)との1976年から1983年までの演奏。

AmazonHMV などでは売り切れていたが、楽天では買えるし、Melodiya の MELCD1002227 で調べてみると、買える小さいネットショップが2軒みつかった。Spotify にもあるようだ。

クライネフとキタエンコの組み合わせだと、フランクフルト放送交響楽団との1991年から1992年に録音の

Prokofiev: Piano Concertos Nos 1-5

Prokofiev: Piano Concertos Nos 1-5

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が有名ではあるものの(というか旧録音は知られていないだけのような気もしないでもない)、個人的には旧録音の方がやかましくて好きだ。新録音のアマゾンのレビューは旧録音に関する言及がないのでアレなのだが(だから旧録音は知られていないと判断したのだが)、旧録音のアマゾンのレビューにはまったく同感で、「野蛮なプロコフィエフ」という言葉はピッタリだ。