杭を残して悔いを残さず

最近、基地問題で杭打ち方式だ何だと報道される度にこの言葉を思い出す。

この言葉は,日本土地家屋調査士連合会発行の「マンガでわかる土地家屋調査士のしごと」(さとう有作画)に載っている言葉だ。土地の境界にはきちんと境界標という杭を打っておかないと後に揉めて後悔することになるということなのだが、非常に良くできている言葉なので名言と言っても良いだろう。興味のある人はいないと思うが、ネットで検索すれば著作権的にどうかは不明であるが見ることはできる。

何故こんな資料を手に入れたかについて説明しておこう。ここ数年SNJKで6月上旬(2010年は6月2日〜4日)に測量の日のイベントがあり、SNJKの大学で前期に教えていた頃は良く見に行っており、そこで土地家屋調査の相談会をやっていたからである。最近は税金の無駄遣いということで測量の日のイベントにお金をかけることはできなくなっているようだが、以前は、クイズの商品が正十二面体で地球儀を象った組立式貯金箱だったり、都道府県パズルだったり、赤青アナグリフで立体に見える日本列島ジグソーパズルなどがクイズに正解すると貰えたりしたものだった。このイベントについては

http://www.gsi.go.jp/kanto/kanto40002.html

参照のこと。そのページを見ればわかるように、何と明後日5月21日、永田町にある日本水準原点の施設が一般公開される。行きたいけど時間がないのが残念。

このイベントのもう少し豪華バージョンが、国土地理院の「地図と測量の科学館」で6月6日(日)に開かれる予定なのだが告知のページが見つからなかった。「地図と測量の科学館」のキャラクターはマップ君ではなくマッピー君。

なお、測量の日は「測量法」が昭和24年6月3日に制定されたことに基づいて平成元年に定められました。