傲慢な図書室

図書室から「あなたの研究予算で買った図書は図書室のものですから返却して下さい」という驚きのメールがやってきた。

図書の購入費用として図書室は1円たりとも負担しておらず、全額個人予算によって購入した物品であり、図書の管理者も図書室ではなく個人なのだから図書室のものというのはおかしいし、返却という言葉もおかしい。こちらが別の物品の購入を我慢して手に入れた図書を図書室の権限で勝手に召し上げられて他人に貸し出す筋合いもない。予算の負担もなく所有権を主張するのはおかしい。

貸出希望があった場合には貸し出しのご協力お願いします。というの普通である。常考。9年前に図書の扱いを備品から消耗品に変更することによって図書資源管理を放棄してきたことを棚に上げて

各図書室から図書貸出者へ返却依頼のメールを送付致しますので、メールが届きましたら、各図書室へお持ちください。(中略)図書登録後、他の職員から貸出希望があった場合には、一時返却してもらいますのでどうぞよろしくお願いします。(原文ママ)

というメールをいきなり送り付ける図書室は一体何様ですか?