遠山啓の算数の探検が復刊するそうだ

復刊ドットコムで。

この本はとても良い本だと思うけど、全10巻で37800円はちょっと高いかな。カラーでハードカバーなのだから、これぐらいの値段は仕方がないと思うけど。私は10年前に古本屋で捨て値で買ったので改めて買うことはしないけど、図書館に置いてあるようだったら借りて読むことをおすすめ。もちろん小学校高学年に人は、ということなのだが。

同時期の書籍で学研の図鑑「数・形」

数・形 (学研の図鑑)

数・形 (学研の図鑑)

も良い本だった。ロシア農民のかけ算とかガレー船わり算とかの算数の雑学や、数学者の短い伝記などが書いてある小学生向けの啓蒙書として、この頃は貴重だったように思う。ただ誤解を生む表現がいくつかあったのは残念だったが。

でも、このような啓蒙書は最近は例えば

算数おもしろ大事典―IQ

算数おもしろ大事典―IQ

のように沢山あるようなので(これは一度絶版したが復刊したと思うのだが)、改めて復刊する必要があるかと言えば、やや疑問ではあるが。もちろん、復刊されるに越したことはないが。