いや、本当は違うのだが。
極座標はが一定による切り口との座標軸が一致するので
(切り口の面積)×(切り口の重心までの距離)=(切り口のモーメント)
という式が成立した。今度は確率密度関数を傾き座標(そんな単語はない)で表現したを周辺化してに関する確率密度関数の場合はどうだろうか、って面倒なのでヤコビアンを使って表現すると、
となる。これは傾き座標においてが一定による切り口との座標軸が一致しないため、が一定による切り口のの座標軸方向への正射影を考えていることになる。
前日の極座標の結果と比べてみよう。だから
が成立する。もちろん、これはから当然の結果。
ここでと、が2回かかっているのは、面積の正射影と重心までの距離の2つが正射影され、それぞれが倍になるから。
という訳で、
(切り口の軸方向への正射影のモーメント)
となることを個人的に勝手に納得した。これでレポートに出す誘導ができた気がする。