Twitter って同じ議論の円環の理

\varepsilon-\delta 論法が難しくないとかいう tweet が何かでてきたが、\varepsilon-\delta 論法のコンセプト自体は非常に簡単で、中学生のときに

を読んで普通に理解した。「あなたが見分けがつかなくなる解像度 \varepsilon\gt 0」を教えてくれれば、こちらがうまいこと \delta\gt 0 を教えてあげるから,そうすれば \delta 近傍においては f(x)f(a) の値の見分けがつかなくなりますよ。人によって「近い」と感じる解像度は異なるけど、あらゆる「近さ」に対応することができた場合、連続と認めてください。認めたくないなら、私に対応できない「近さ」を教えてください,対応できなければ不連続です,と考えることによって主観的な「近い(近づく)」という言葉を,あらゆる近さに対応することによって客観化する方法論なのだと思ったけど。

\varepsilon-\delta 論法の難しさ、というか面倒さは、具体的な関数に対して \delta を構成することにある。複雑な関数に対して構成するのは、まぁ面倒。

\varepsilon-\delta 論法の考え方の難しさ(難しくない)と、\varepsilon-\delta 論法を適用した証明の面倒さ(良い感じの \delta を与えるのが難しい)をごっちゃにしてないか?

同じ人いた。