ここでは
の pp.174-178 の内容を、3次元極座標の場合に沿って計算してみる。
, とする.
であるから,
,
,
とおくと,
が成立する.ここで
であるから,
(は単位行列)となり,
が成立する.ここで は直交行列であるから,
が成立する(これが直交曲線座標の良い性質).よって
が成立する.
これらから,
が成立する.
これ以降は書き直したい所だが、とりあえず、終わらせておく。
次に に対して,線形性より
が成立する.
ここで,
であるから
となるが,
により,
が成立する.同様にして
,
が成立する.
よって
となる.
以上から,
となる.
「その2」の懸案であった、消えて欲しい項は、
と対応付く話のように思う。ここでは外積の性質を使っているので、それをうまく反映させることができれば、解決しそうである。