眠り姫問題が流行っている - 球面倶楽部 零八式 mark II
「空の袋がある.コインを投げて表がでたら赤い玉を1個袋に入れ,裏がでたら白い玉を2個袋に入れることを十分多数回繰り返す.その後袋から玉を1個取り出したとき,それが赤い玉である確率の極限を求めよ」という問題と基本的に同じ.
「空の袋がある.コインを投げて表がでたら赤い玉を1個袋に入れ,裏がでたら白い玉を2個袋に入れることを1回だけ行う.その後袋から玉を1個取り出したとき,それが赤い玉である確率を求めよ」という問題と考えると,それは「コインを投げて表が出る確率」と等しくなる.
これらのうち,どちらの立場で確率を計算していると考えるべきだろうか?という問題.