✅統計検定1級
— こーし⚡️ケミカルエンジニア (@mimikousi) 2022年9月15日
不偏分散の証明によく用いる写真1枚目の関係式は、下記の教科書に解説が載っている。
①「現代数理統計学の基礎」P86〜
②「スモールデータ解析と機械学習」P265〜
②の方が、解説が細かくてわかりやすいのでおススメ! pic.twitter.com/mcyl5SenoC
この式変形は、次のようにやるのがエレガント.
記述統計学で習ったように標本分散について
が成り立つ.分散は平行移動に不変なので, と置き直しても値は変わらず,このとき
となるので直ちに
が得られる.
要は、普通の教科書において,この式は
の証明と同じことを繰り返しているだけ.
そしてこの式自体は
において と置けば得られる.
ここでポイントは, をわざわざ と変形して徒に式を複雑にしないところ.というか分散の定義自体を
の最小値として定義するのが望ましい.