これは,曲線を一番近似する直線を最小2乗基準であてはめてみようというお話.
連続2次元データ (,)に対して, の への回帰直線 を ()を最小にする , として定義する.
ここで,関数 の区間 における期待値 を区間 上の一様分布の確率密度関数 に対し,
の期待値を によって定義し,
の分散を で定義すると,
が成立する.また と の共分散を
で定義する.
ここで とおくと,
,,,
,,,
であるから
が成立するので,離散データの場合と同様にして
,
のときに最小値 をとることがわかる.
1971年(昭和46年)東京大学-数学(理科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1993年(平成5年)東京大学前期-数学(理科)[4] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
参照