これもどっかで見かけたけど出典を見失った
, を解け
出典に がついているかどうかを確認したかった.これがあるとないとでは難易度が雲泥の差.というのも,「負の偶数乗」という恐いことを考えないといけないからだ.実際,は解になっている.
, のとき,, を解け
(i) のとき
前者から だから となり,これらは後者をみたす.
(ii) のとき
だから となり,よって
,
から となり, と連立させて となる.
以上から,
, が実数のとき,, を解け
と仮定すると後者から となり不適であり, と仮定しても前者から となり不適.
( は定義されないのが普通で,定義しても通常は 1)
よって,, として良い.
(i) のとき
前者から だから となり,これらは後者をみたす.
(ii) のとき
前者から かつ が偶数だから となり,これらは後者をみたす.
よって,(複号任意)は解となっている.
(iii) のときも同様に (複号任意)が得られる.
よって,以下,, とする.
,
,
であり,, であるから, が必要である.
(iv) のとき
,
から となり, と連立させて , となる( のとき は実数解をもたない).
(v) のとき
,
から となる.
よって を解く.
(a) の実数解は
で,これは をみたす.このとき,
(b) は相異3実数解をもち,厳密解は虚数を利用して表現され,
となり,
数値解は
となる.これらは をみたす.
以上から
,,,,,,,
の10個