行列の指数関数 exp A について(ext(tA)の微分) - 球面倶楽部 零八式 mark II
に書いた話は、
の p.79 にある定理5.6にも載っていた。ただ、この本の証明は は多項式ではないのに、 が を因数として持つと書いていて少々乱暴。
(正確には、 が 軸と、 で 次の接触、つまり が連続ということで、本ブログでの と同じこと。まぁ、やっていることは同じなんだけど。)
ちなみに、この定理の次の例題が、 の固有値が2で3重解の場合なのだけど、3重解の場合は
と定理5.6を使わない方が速いので、定理5.6のありがたみが伝わらなくて何だかなぁ。